手土産を選ぶ時、みなさんはどのように選ばれているでしょうか。恐らくほとんどの方が、渡す相手の方たちを思い浮かべたり、どんなものが好きなのか、喜んでもらえるか考えたりするでしょう。
東京には流行りのお菓子や、最先端の珍しいお菓子がたくさんあります。そうしたオシャレなお菓子も、もちろん良いですが、たまには和菓子を選んでみるのもオススメです。なぜなら東京の和菓子は、江戸の食文化の一端を担ったとも言われているほど伝統があり、ゆえに現在でも多くの老舗が残っているんです。ですから、今回は東京手土産におすすめの和菓子を12個ご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
目次
さすが!と思わせる東京の手土産とは
東京には全国区で知られている老舗や定番の和菓子がたくさんあります。長年愛されている和菓子の商品は、子どもから高齢の方まで喜ばれる手土産です。また、和菓子は、季節感を取り入れた商品も多くあり、見た目や味を楽しむことができます。
大切なシーンでお渡しする時でも、和菓子であれば、きちんとした印象を相手に与えることができます。帰省の時や、日頃お世話になっている方への東京の手土産として和菓子を選んでみてはいかがでしょうか。
知っておきたい!手土産で渡す和菓子の選び方とは
まずは誰に渡すのか、相手の方の年齢や自身との関係でも手土産は変わってきます。手土産で和菓子を選ぶときの、喜ばれる手土産とNGな手土産を紹介します。
喜ばれる手土産
手土産は、相手に喜んでもらえるのが一番です。老舗のお菓子や、話題性のあるブランドのお菓子は喜ばれます。
手土産を選ぶときは、購入してから手渡しの日までの日数、そして相手が食べきれるまでの日数を考えて選ばれると良いでしょう。和菓子などは、予約や配送の日を指定し、出来るだけ直前に購入や配達ができるように準備をしましょう。
また季節感のあるものをセレクトすると良いでしょう。夏など暑い時期には、のど越しの良いものや清涼感のあるものがオススメです。
初めて挨拶される方にお渡しする場合や、好みがわからない場合は、鉄板のロングセラー商品を選ぶのが賢明です。
NGな手土産
手土産としてNGなものとして、間に合わせ的な印象を与えるものは控えましょう。
例えば、お渡しする相手の近所で購入したものです。とりあえず行く途中で急いで購入したものというのは、相手にも伝わってしまいますし、マイナスな印象を与えてしまいます。
また、個人のお宅への手土産の場合は別になりますが、取引先や自分の職場へ手土産を事前する場合は、切り分けなければならないもの、冷凍や冷蔵が必要なものは相手方の負担になる場合があります。
会社の場合、切り分けるのに手間が掛かってしまったり、冷蔵庫の容量があまりない場合は保管するのに困ってしまいます。そうした気遣いも大切になってくるでしょう。
手土産の渡し方のマナーとは
せっかく相手を思ってセレクトした手土産も、渡すマナーがきちんとしていなかったら台無しです。ですから、正しい手土産の渡し方についてご紹介していきます。
渡すタイミングは手土産によって臨機応変に
手土産の渡すタイミングは、部屋の中に通されて一通りご挨拶をした後にお渡しするのがマナーです。いきなり、玄関先で渡すのは避けましょう。
渡す場合は、紙袋や風呂敷から出して
手土産を持参する際には、紙袋や風呂敷に入れて持っていきます。これは、持ち歩くためのものであり、埃除けのためでもあるのです。そのため、お渡しする場合は、紙袋が一度取り出し、相手から見た場合に、商品が正面になるようにお渡しするのがマナーです。
持参した紙袋や風呂敷は持ち帰りましょう。ただし、お互い外で会った場合などは、持ち帰るための紙袋が必要になります。そうした場合は、「お持ち帰り用にお使いください」と一言添えてお渡しするとスマートです。
和菓子であれば、風呂敷に包んで持参するのも素敵です。風呂敷は1枚持っていると好印象に見られます。風呂敷は、巾(巾)という単位で色々なサイズがあります。
贈り物を包むのに一般的に使われるサイズは、二巾(68cm)や二尺巾(75cm)がよく使われています。大人のマナーとして1枚持っておくのもオススメです。
手土産の相場は
手土産の相場は、およそ2,000〜3,000円程度です。また目上の方や大切なご挨拶、取引先への手土産の場合は、5,000円程度です。これは、贈る相手やシーンによって予算が変わってきますので、一応の目安となります。
お歳暮やお中元とは異なりますので、相手方に気を遣わせない配慮も必要になってきます。
【シーン別】手土産はどんなものを贈るのがオススメ?
目上の方、実家へ帰省したとき、職場への手土産はどのようなものを贈るのがベストなのでしょうか。シーン別に説明していきます。
目上の方や大切なご挨拶の手土産
義理の両親へ挨拶、取引先への挨拶など、きちんとした場所に持って行く場合の手土産は、高級感があり、長く愛されている老舗のロングセラーの商品が喜ばれやすく、無難といえます。
帰省の際の手土産
実家への帰省の際には、家族や親戚の好みも知っているし、人数も把握しているので、安心して選ぶことができます。
しかし、好みを知っている分、同じような手土産になってしまったり場合もあります。マンネリを防ぐためにも、パターンを変えて選ぶことをオススメします。
職場への手土産
手土産として選んでおくべきポイントは、個包装になっているかどうかです。配りやすく、また持ち帰って食べたい方の配慮にもなります。個数は、人数よりも少し多めの数が入っている商品だと安心ですね。
種類も、全部同じ種類か、多くても2種類程度に留めておいたほうが、どちらかを選んでもらって配りやすくしておいた方が良いでしょう。
また、注意しておくべきポイントは、切り分けが必要であったり、お皿などが必要な手土産は、できるだけ控えた方が良いでしょう。職場の机やちょっとした時間にささっと食べることが出来るものがオススメです。
アンテナの高い女友達への手土産
女友達への手土産は、「美味しい!可愛い!」と喜ばれるような手土産に人気があります。手土産にも、話題性や見た目などを求める女友達には、インスタ映えするような可愛い手土産が喜ばれるでしょう。
また、季節限定や東京限定など、「限定」ものは喜ばれますので、チェックしておきましょう。
【予算別】東京の手土産に喜ばれる和菓子を紹介します
東京の老舗の和菓子であれば、どこに渡しても恥ずかしくありませんし、渡された相手も喜ぶことでしょう。帰省当日や、約束の前日などに準備しようとするとなかなか決まらなかったり、売り切れている場合もあります。
通信販売を利用して手土産を自宅に配送してもらったり、帰省の際は実家に直接配送してもらうと身軽に帰省することが出来るのでオススメです。
予算別に東京の手土産に喜ばれる和菓子を紹介します。
5,000円以内
目上の方や取引先の方への手土産には、5,000円程度の手土産がオススメです。高級感があり、老舗の和菓子であれば間違いがありません。
秋色庵大阪屋「秋色最中と秋色汁粉の詰合せ(最中18個、汁粉6個)」
秋色庵大阪屋(しゅうしきあんおおさかや)は、江戸時代、元禄年間創業の和菓子の老舗店です。
最中が製造日を含めて8日間、汁粉は1ヶ月の日持ちがします。最中と汁粉の2種類の味が楽しめるので、相手の方にも喜ばれます。
秋色庵大阪屋「秋色最中24個木箱入り」
秋色庵大阪屋の3種類の最中が入った24個入りの詰め合わせです。小倉あん、栗あん、黒砂糖あんと楽しむことができます。木箱に入っていますので、取引先へ持参する場合にオススメです。
羽二重団子「ぜんざい 6缶入り箱」
羽二重団子は、文政2年に音無川辺りの芋坂の現在の地に「藤の木茶屋」を開業し、創業以来6代江戸の風味を受け継いでいます。
ぜんざいは、丹波産の大納言がたっぷりと入ったぜんざいです。1缶の量で2人分として召し上がることが出来ます。夏は冷やして白玉を入れ、冬は温めて餅を入れて頂くのがオススメです。
榮太棲總本舗「あんみつ 9個入」
榮太棲總本舗は、文政元年に創業、安政4年に「榮太棲」とし、現在も伝統ある江戸菓子を作り続けている老舗の和菓子店です。
榮太棲のあんみつは、パイン、白桃、黄桃、みかん、チェリー、葡萄、ラフランスといった果物が彩り豊かに入っていています。2016年には【日本ギフト大賞2016東京賞】も受賞している人気の手土産です。
2,000円〜3,000円以内
帰省で実家へ帰るとき、親戚や近所に配るときの手土産は、2,000円〜3,000円がベストです。
とらや「小形羊羹 7本セット」
とらやは室町時代後期に京都で創業し、明治2年の東京遷都により東京にもお店を構えました。5世紀にわたる老舗の和菓子屋さんです。
とらやの羊羹は、広く愛されている商品です。7本セットで日持ちも1年と手土産に喜ばれます。
榮太棲總本舗「果汁飴詰合せ 6本入飴ポーチ(ピンク)付」
榮太棲總本舗の果汁飴は、国内の厳選したフルーツを使用した飴で、あまおう、大長れもん、宮古島マンゴー、王林りんご、温州みかんが入った詰め合わせです。
フルーツの旨味や香りを楽しめ、江戸時代から続く伝統製法を使った飴で、上品で手土産に喜ばれる商品です。
羽二重団子「あずき羹 4缶入り箱」
羽二重団子のあずき羹は、大粒で味が良いとされている丹波の大納言を使用した水羊羹です。冷たくして頂くと甘さと食感を楽しめ、夏の手土産としても喜ばれる商品です。
菓子匠梅花亭「梅もなか 15個入れ」
菓子匠梅花亭は、嘉永3年(1850年)に大伝馬町で創業した和菓子店です。ふっくらとした可愛い梅もなかは、上品で手土産にぴったりです。
1,000円以内
友人たちに渡す手土産は、人数分配ることになりますので、手頃な価格帯の手土産が喜ばれます。お土産も大きすぎず小さすぎず、包装紙やパッケージの可愛いものを贈るのがオススメです。
とらや「小形羊羹 5本セット」
とらやの小形羊羹の5本セットです。定番の商品は、ちょっとした手土産にちょうど良いですね。
秋色庵大阪屋「秋色最中(ハートの焼印:5個入)」
秋色庵大坂家のハート型の化粧箱に入ったミニサイズの最中です。マカロンのようなふっくらした最中に、ハートの焼印が押されていますので、女性に喜ばれる手土産です。
榮太棲總本舗「東京名所缶 2缶入【梅ぼ志飴【黒飴】」
榮太棲總本舗の定番の「榮太樓總飴」に、日本橋界隈の新旧の姿が描かれている缶入れに入っています。帰省の時などの手土産に喜ばれますね。また、海外の方へお渡しする手土産にもオススメです。
【送料無料(15個以上)】どら焼き(個別包装)BOX入り
どら焼きをカッコ良くプレゼントしたい方にオススメの商品です。厳選した原材料を使用した1枚1枚手焼きされたどら焼きです。シンプルな個別BOXに入っているで、おしゃれな手土産として喜ばれる商品です。
東京の手土産には、誰からも喜ばれる和菓子を!
今回は、東京の手土産に渡すものとして、和菓子を紹介してきました。東京には和菓子店が数多くあり迷ってしまいますが、長年愛され続けている老舗の和菓子であれば、間違いがありません。
また、おしゃれで可愛い包装なども手土産として喜ばれます。和菓子は、日持ちを確認しながら、相手にお渡しする時に一言付け加えてお渡しするのも気遣いですね。
子どもから高齢の方まで喜ばれる和菓子を選ぶ時に困った時の参考になれば幸いです。