産休に入る妊婦さんへどんなプレゼントがおすすめ?メッセージ文例もご紹介

仕事をしていると同僚や上司、先輩、後輩が産休を取得する場面を経験することがあります。いざ、産休に入るという時にはみんなで気持ちよく送り出してあげたいものです。そこで、どのようなことに注意してプレゼントを選んだらいいのかをご紹介します。

 

産休に入る妊婦さんへのプレゼントの選び方

選び方のポイント

まず、これから生まれてくる赤ちゃんのためのプレゼントは避けた方が無難です。妊婦さんには「元気な赤ちゃんを出産する」ことに少なからずプレッシャーを感じるかたもいるからです。

次に、気を付けるものは食べ物です。妊娠中は妊娠中毒症になる方も多く、体重の増加は妊婦だけでなく時には胎児にも影響を及ぼすこともあるため、医師から厳しく指導が入ります。そのため、食べ物を贈るときは十分に考慮しましょう。

産休に入る妊婦さんは、胎児も大きくなっていますので、腰痛などが出やすく、日常生活でも体への負担は大きいものです。そのような体をいたわるグッズや快適な入院生活を送れるようなグッズは喜ばれます。

そして、相手への気遣いとして、お返しを気にするようなプレゼントは避けた方がいいでしょう。出産を控えた時期は新しい家族を迎える準備で忙しいのです。

 

妊婦さん自身が使えるもの

出産を控えた妊婦さんに対してのプレゼントには、お祝いやねぎらいの気持ちが込められています。出産後からはほとんどが赤ちゃんのための時間がほとんどですし、ベビーグッズに使う金額も増えます。そのため、妊婦さんのためのプレゼントはとても喜ばれます。

例えば、花束に寄せ書きを付けてプレゼントすると、出産に不安を感じている妊婦さんに元気をあたえられます。乾燥を防ぎアロマの効果もあるハンドクリームはお手頃です。

そして、ボディケア用品も人気があります。妊娠線は一度できてしまうと消えることはないため、予防のクリームもおすすめです。他には、入院中に使えるグッズを選ぶ方もいます。ドーナッツクッションは出産直後には重宝します。

ただし、食べ物は注意が必要です。なぜなら、妊娠後期は体重が増えやすくなるため、食事制限をしている方も多いからです。体重が増えてしまうと、出産後の回復にも影響が出てきますので、甘いものが好きな妊婦さんには控えた方が無難です。

 

妊婦さんの身体を気遣ったもの

妊娠中は、心身ともに不安定になりやすい傾向にあります。症状には個人差がありますが、特に悪阻(つわり)が軽い人、重い人、まったくない人とさまざまです。産休に入る時期になると悪阻(つわり)が収まる方も多いのですが、出産まで続く方もいます。

また、悪阻(つわり)の時期にはにおいに敏感になる人が多く、普段は「いい香り」と感じていた物がいやなにおいに感じたり、好物だったものが食べられなくなったりと、本人も戸惑うほどはっきりと表れてきます。

そこで、妊婦さんへの贈り物を選ぶ時は、においの強いものは避けたほうが無難です。今は、微香・無香料のハンドクリームやボディークリームも販売されていますので選択肢の一つにしてみるのもいいですし、気分が上昇するようなプレゼントもよろこばれます。

また、コーヒーや紅茶が好きな方は多いですが、妊娠中から授乳中はカフェインの摂取を控えるように医師から指導されます。カフェインはダイエットにも効果があるといわれていますので、普段からコーヒーや紅茶を飲みなれているメーカーのものを贈りたくなりますが、妊婦さんと胎児のことを考えるとカフェインレスの物を選んであげましょう。もちろん、お菓子の中にコーヒーや紅茶を使用したものは避けることをおすすめします。

妊娠すると、妊婦さんは自分の体のことも考えますが、これから生まれてくる赤ちゃんのことを第一に考えます。赤ちゃんにいいものを摂取したいと思う方がほとんどではないでしょうか。そこで、食べ物や肌に触れるものは無添加でしたりオーガニックの物がよろこばれます。天然素材なら安心して使用してもらえます。

もし、贈る相手がこだわりがある方でしたら、直接ご本人に聞いてみるの一番です。

 

ベビー用品は出産祝いがベスト!

妊婦さんは、妊娠が分かるとうれしい気持ちと「無事に元気な赤ちゃんを出産できるか」という不安も常に抱えています。そこで、妊婦さんへの贈り物としてベビー用品は控えましょう。ベビー用品をお考えの方は、出産祝いで贈りましょう。

 

お返しの必要のないもの

産休に入る妊婦さんは、出産の準備期間にはいるわけですから、会社はお休みですが妊婦としてはお休みではありません。そこで、お返しの負担がないものを贈るのも心遣いです。相手に負担を掛けない贈り物こそ最高のプレゼントではないでしょうか。

 

産休のプレゼントとして避けた方がいいもの

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妊娠中は、気分が沈んだりすることも多く精神的に不安定になりやすいものです。そこで、安心して出産を迎えられるよう、注意したい贈り物をご紹介します。

 

お守り

「安産お守り」は多くの神社で販売されていますので、知り合いの方の妊娠を聞くと、ついお守りを購入して贈りたくなります。しかし、「無事に元気な赤ちゃんを生まなくては」というプレッシャーを与えかねません。よって、「安産お守り」は避けた方が無難です。

 

ベビー用品

赤ちゃんに関する商品はとてもかわいく、プレゼントとしては喜ばれることが多いですが、タイミングを間違えると妊婦さんにプレッシャーを与えてしまうことも考えられます。

妊娠中は神経質になりやすい傾向が多く、できるだけストレスになることは避けたいものです。ベビー用品を贈りたければ、出産祝いや男の子なら端午の節句、女の子なら桃の節句、など子供のお祝いの行事に合わせて贈るのもよろこばれるでしょう。

 

香りの強いもの

妊娠前と妊娠後で変化を一番実感するのは「におい」ではないでしょうか。今まではリフレッシュのためにお気に入りのアロマを使用したり、ハンドクリームやスキンケア類も香料の強いものを使用していても急に好みが変わってしまうこともあります。

もし、香りの物をプレゼントにお考えでしたら、親しい間柄なら相手に聞いてみるのもいいでしょう。相手に直接聞くのがはばかられる場合は、無香料の物を選びましょう。

 

産休のプレゼントの相場は?

プレセントを考える際に一番に考えるのは予算ではないでしょうか。そして、個人で贈るのか同僚数名で一緒に贈るのかでも変わってきます。

産休時のプレゼントとしての相場は3000円~5000円ほどです。数名で一緒に贈るときの相場は一人1000円ほどで、一人の負担が少ないけれどもプレゼントの幅が広がる利点があります。どちらで贈る場合でもあまり高価なものではなく、お返しに気遣わないものがよろこばれます。

 

産休に入る妊婦さんへおすすめのプレゼント

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靴下

冷え性で悩んでいる女性は多いですが、妊娠するとさらに体を冷やさないように注意しなければなりません。特に足の冷えはつらいものです。

そこで、冷え性対策の一つとして靴下をプレゼントするのもおすすめです。今は天然のシルク素材で吸収性や通気性、保温性に優れた靴下も販売されていますので、素材にもこだわったものを選んでいただくと喜ばれます。

足に関するお悩みでもう一つは、「むくみ」です。そこで、むくみ対策として着圧ソックスはいかがでしょうか。むくみの原因は血行不良にありますので、足首からふくらはぎにかけて圧力をかけて血流改善を促すことによって、むくみも改善していきます。

ただし、着圧ソックスはサイズが合わないと効果も出にくくなりますので、サイズ選びには気を付ける必要がありますのでご注意ください。

そして、靴下を選ぶ際にあると便利なものは「すべりどめ」です。妊婦さんにとっては転倒が一番怖いものです。転倒によって赤ちゃんにも影響が出てしまうことが考えられますので、滑り止めがついていると安心です。

もし、すべりどめ付きの靴下が見つからない時には、手芸屋さんにチューブ式の滑り止め液が販売していますので、こちらの商品を添えて送るのもおすすめです。

モクシーマウスボーダー ストライプ アーガイル ソックス

モクシーマウスソックス

 

 

冷え対策グッズ

妊婦さんはホルモンのバランスの関係で、冷え性になる方が多くなります。冷えは腹痛やおなかの張り、悪阻(つわり)が重くなったり早産の原因になったりと妊婦さんには気を付けていただきたい症状の一つです。冬場はもちろんのこと夏場でも冷房による体の冷えを避けるための対策は必須です。

そこで、冷え対策のグッズとして足首用のレッグウォーマーやブランケット・ハーフケットは大変喜ばれます。これらは、季節を問わず重宝しますし、特にブランケットは出産後に赤ちゃんを包むブランケットとしても長く愛用していただけるのでおすすめです。

他には、パジャマの上から羽織れるカーディガンやパーカーも喜ばれます。冷え対策にもなりますし、授乳時にも気軽に使えますし、夏場でも冷房対策として重宝します。

そして、オーガニックコットンなどの肌触りや天然素材にこだわったものを選んであげると喜んでもらえるでしょう。

マタニティーママの美脚スパッツ

マタニティーママの美脚スパッツ

 

 

ルームウエア

ルームウエアは出産後も体形が戻るまで使用するものですので、何枚あってもいいものです。特に妊婦さん用のマタニティーウエアなら長く愛用していただけますのでおすすめです。

マタニティーウエアには普通のルームウェアと違って出産後の授乳がしやすいように授乳口がついているものがあります。これは頻繁に授乳をするママにとって大変喜ばれます。

そして、妊娠中は肌も敏感になる方も多くいますので、肌触りの良い素材を選ぶのもポイントです。デザインも豊富に揃っていますので、贈る相手の好みを事前に聞いておくと失敗がないでしょう。

日本製 フリースガウン

日本製 フリースガウン

 

 

抱き枕

産休に入るころには妊婦さんの悩みの一つとして「おなかが大きくて仰向けに寝るのがつらくなる」ことがあげられます。特に出産が近づいてくると睡眠の時間も多くなりまし、快眠は妊婦さんにも赤ちゃんにも大事です。

そこで、重宝するのが「抱き枕」です。この抱き枕を使用することで、かなりのストレスを軽減できます。「抱き枕」にもいろいろな種類がありまして、出産後も赤ちゃんの背もたれに使用したり授乳クッションにしたりと長く愛用できますのでおすすめです。

 

ボディケアグッズ

妊娠によってホルモンのバランスが崩れることにより肌が敏感になる妊婦さんには、低刺激のボディーケアグッズはとても喜ばれます。

例えば、赤ちゃんにも使用できる低刺激の石鹸(せっけん)も人気があります。肌に優しいオーガニック素材の物なら安心して使ってもらえます。

次に、妊娠線の予防クリームはいかがでしょうか。おなかが大きくなると妊娠線と呼ばれる肉割れができる場合があり、一度できてしまうと消えにくいので厄介です。そのため、妊娠線を作らないように予防クリームが販売されていて、プレセントとしても人気があります。

マインビーチ マウント マセドン ローズ ボディクリーム

マインビーチ マウント マセドンボディクリーム

 

 

タオルやハンカチ

タオルやハンカチは日常生活では実用的なアイテムではないでしょうか。特に肌に優しい素材のタオルは出産後の授乳や赤ちゃんのもく浴、赤ちゃんのお昼寝ブランケットにと使用頻度も多くなりますのでとても喜ばれます。

そして「今治タオル」は肌触りも良く吸収性に優れ、デザインも豊富ですので、数種類のタオルセットにして送るのもおすすめです。

フェイスタオル2枚セット

フェイスタオル 2枚 ギフトセット

 

 

ノンカフェインのお茶

一日に何杯かはお茶を口にする方も多いと思います。お茶で心をリフレッシュする方も多いと思います。妊婦さんも例外ではありません。しかし、妊婦さんはカフェインの摂取を控える必要があるため、お茶を贈る時は気を付けなければいけません。

今は、ノンカフェインのお茶も販売されていますので、贈る相手の好みを考慮して選んでみてはいかがでしょうか。

大正ロマン茶 ローズヒップティ

大正ロマン茶(ローズヒップ茶)

 

 

カフェインレスコーヒー

コーヒーはアロマ効果もあり日常的に愛飲している方は多いですが、妊婦中と授乳中はカフェインの取りすぎは胎児にも少なからず影響が出る可能性があります。そのため、妊婦さんはカフェインレスのコーヒーをプレゼントするのも喜ばれます。

もし、カフェインレスコーヒーのプレゼントをお考えならば、スペシャルコーヒーで有名なロクメイコーヒーはいかがでしょうか。カップとお湯があれば手軽に本格的なコーヒーを楽しむことができますよ。

ラブマグ コーヒーギフトセット 名入れマグカップ

ラブマグ コーヒーギフトセット 名入れマグカップ

 

 

プリザーブドフラワー

お花はいろいろな場面で送られることが多いアイテムで、産休に入る方のプレゼントにすると今までの仕事に対しての感謝を表すことができるのでとても喜ばれます。

特に半永久的に楽しめるプリザーブドフラワーなら、仕事仲間と資金を出し合ってプレゼントすることができますし、お返しを気にすることもないのでおすすめです。

そして、プリザーブドフラワーならば入院中も病室に飾っておくこともできますし、新米ママには慣れない育児の不安もある日々になると思いますが、退院後もお花を見るたびに仕事復帰に向けての意欲も再確認できるでしょう。

プリザーブドフラワー  シンデレラ ガラスの靴

プリザーブドフラワー  シンデレラ ガラスの靴

 

 

リラックス効果のあるCDや本

臨月に入ると、もうすぐ赤ちゃんに会えるという期待と喜び、そして出産への不安も手伝って自律神経が乱れたりストレスを感じやすくなったりします。そこでお勧めするのはリラックス音楽です。

特にオルゴールの音色はストレス解消にも効果がありますし胎教にも役立ます。リラックス効果のある音楽を聴きながらきれいな写真集などを眺め、出産までの時間を有意義に過ごしていただけるようにとの気遣いもよろこばれますよ。

 

産休プレゼントと一緒に贈るメッセージ文例

職場の先輩へ

「〇〇さん、いつもご指導いただきありがとうございました。〇〇さんがいないとさみしくなりますが、今はお体を第一に考え、ゆっくりと休んでいただき元気な赤ちゃんを生むことに専念してください。〇〇さんのお仕事は皆で協力して頑張ります。また、お会いできるのを楽しみにしています。」

「〇〇さんにはいつも助けていただき本当に感謝しています。〇〇さんも仕事が気がかりだと思いますが、チームが成長するいい機会だと思い一致団結して頑張りますのでご安心ください。お休みの間は仕事のことは気にせずに、お体を第一にお過ごしください。復帰の日を楽しみにしております。」

 

職場の同僚&友達へ

「いままでお仕事本当にお疲れさまでした。これからは環境も変わり大変なことも多くなると思いますが、私を含め皆が〇〇さんの復帰を待っています。これからはゆっくりと過ごしていただき、出産に備えてください。そして、何か役に立てることがあれば遠慮なく連絡くださいね。」

 

妊婦さんをいたわる優しいギフトを贈りましょう!

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今回は産休に入る妊婦さんへのプレゼントに関してご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。妊娠中は体質が変わったり嗜好(しこう)が変わることもありますので、贈り物を選ぶには注意点があります。

その注意点を考慮しながら、出産前後をリラックスして過ごせるようなグッズで妊婦さんを喜ばせてあげてくださいね。