お見舞いに花を贈るのはタブー?入院中や快気祝いのフラワーギフトの選び方

お見舞いに贈る花には、タブーとされている種類があるのをご存じでしょうか。せっかくのお見舞いの気持ちが台無しになってしまわないよう、花を贈る際は注意が必要です。

この記事では、お見舞いに花を贈るときに注意すべきポイントや、おすすめのフラワーギフトをご紹介します。

 

お見舞いに適した花を贈ろう

入院している人のお見舞いや快気祝いなどには、花をプレゼントするのがおすすめです。病気やケガでの入院中は、体だけでなく気持ち的にも元気がなくなってしまいます。

そんなときに、きれいな花を部屋に飾れば、明るい気持ちになるものです。元気づけられるような花言葉に心が温まったり、不安が軽減したりもするでしょう。

最近は生花を持ち込めない病院が増えていますが、生花を使っていないフラワーギフトもたくさんあります。入院中の病院の事情などに適した花を選んで、お見舞いに贈りましょう。

 

お見舞いに持っていきたいおすすめの花10選

お見舞いに花を贈るときは、生花だけでなくプリザーブドフラワーのように加工されたものもおすすめです。ここからは、お見舞いにふさわしいフラワーギフトを10選ご紹介します。

 

生花の花束

お見舞いに生花の花束を持って行くときは、花の色や種類だけでなく、飾りやすさにも配慮することが大切です。花瓶を用意しなくてもいいような、アレンジやブーケが喜ばれます。

 

Hana&Zakkaフロレゾン スタンディングブーケ

ブーケが自立して、ラッピングのまま飾れるスタンディングブーケです。2重構造になっているため水漏れの心配もありません。水やりや水換えの手間もかからず、お見舞いにも最適です。花束の色はお相手の好みに合わせて選びましょう。

 

 

花のギフト館 アレンジメント・花束

季節の花を取り入れたSサイズの花束です。花の色はお店におまかせするか、赤・白・ピンク・オレンジ&イエローの4種類から指定するか、お好みで選べます。花束かアレンジメントかも選択できるので、お見舞いに行く先の状況に合わせて選んでみてください。

生花のアレンジを送りました。 退院祝い☆希望は伝えても先方にどんなお花が届けれるのか心配・・・
送られてきた画像を見て安心しました。

ギフトモールより引用

 

 

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工をして枯れにくくしたものです。美しい色が長持ちするので、お見舞い用の花としても人気があります。

 

プリザーブドフラワー エンジェル ガラスドーム

ガラスドームの中に可愛らしいバラの花がアレンジされたプリザーブドフラワーです。パールもあしらわれており、上品な印象に仕上がっています。コンパクトなサイズなので病室にも飾りやすく、お見舞い用の花にぴったりです。

コロナ下で面会もできない叔母の、入院見舞いとして利用させて頂きました。衛生的でスペースも取らず、元気をもらっていると大変喜ばれました。

ギフトモールより引用

 

 

プリザーブドフラワー 動物プリザ

可愛らしい動物のポットにアレンジされたプリザーブドフラワーです。カラフルな色合いが、病室をパッと明るい雰囲気にしてくれます。

花の美しさだけでなく、ほのぼのとした動物たちの表情を見ているだけでも、ほんわかと温かい気持ちになれそうです。お相手の好きな動物を選んでプレゼントしましょう。

 

 

オルゴール付き プリザーブドフラワー

色とりどりのプリザーブドフラワーを敷き詰めた、ボックス型のオルゴールです。7色に光るライトが付いていて、退院後はインテリアライトとしても使えます。

フォトフレームにもなっているので、入院中に家族や大好きなペットの写真を飾っておくのにもぴったりです。ひと味変わったお見舞いの花を贈りたいときにぜひどうぞ。

 

 

ハーバリウム

ハーバリウムは、ボトルなどの容器に入れたプリザーブドフラワーやドライフラワーを専用のオイルに浸したものです。透明感があって美しく、置き場所を選ばないため、お見舞い用の花にもおすすめです。

 

名入れ ボタニカル アロマジェルライト

フレグランスジェルの中に、花や植物のナチュラルな美しさを閉じ込めたアロマジェルライトです。スイッチを入れると、ろうそくのように灯るLEDライトが光ります。

取っ手が付いているので、持ち運びにも便利です。柔らかい光とほのかな香りで、寝室が癒しの空間になるでしょう。

 

 

桜 ハーバリウム

コロンとしたしずく型のボトルに、本物の桜の花のようなアーティフィシャルフラワーを閉じ込めた華やかなハーバリウムです。ピンク色の可憐な花が、沈みがちが気分を明るく変えてくれそうですね。

蓋に名前を彫刻できるので、特別な思いを込めたお見舞いの品になります。

 

 

名入れ オイルランプ ハーバリウム

ボトルの中に付属のオイルを注ぐだけで、簡単にハーバリウムが完成するオイルランプです。手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズで、飾る場所を選びません。花の色は4種類あるので、お見舞いする相手のイメージに合わせて選びましょう。

 

 

ソープフラワー

ソープフラワーとは、名前の通り石けんでできた花のことです。ボックスなどにアレンジされているので、もらってそのまま飾れるのが人気の秘密。お風呂に入れて入浴剤として使えるものもあります。

 

ローズブーケ ベア

ふわふわのテディベアが花束を抱えた、ほっこりするような見た目のフラワーギフトです。テディベアが来ているTシャツには名前やメッセージを入れられるので、快気祝いや退院祝いのお見舞いにもぴったり。

ソープフラワーはお手入れいらずで枯れることなく、ふんわり香る石鹸の香りを楽しめます。

 

 

花の入浴剤

ボックスの中にカラフルなソープフラワーがぎっしり詰まった、華やかさいっぱいのフラワーギフトです。蓋を開けてそのまま飾れるので、お見舞いの花にうってつけ。見た目でも香りでも心を癒してくれるでしょう。飾って楽しんだあとは入浴剤としても使えます。

 

 

お見舞いの花を選ぶ時のマナー

せっかく贈った花がマナー違反にならないよう、花を選ぶ際に注意すべき点を押さえておきましょう。

 

鉢植えの花は避ける

お見舞いに花を贈るときは、鉢植えの花を避けるのが基本です。鉢植えの花は土に根を下ろしているため「根付く=寝付く」という言葉につながり、病気やケガが長引くことを暗示しているとされています。

縁起の良いものではないため、お見舞いに持って行くのはタブーです。お見舞い用の花には、フラワーアレンジメントや花束のように、切り花を使ったものを選びましょう。

 

花の色や香りにも注意

お見舞いの花を選ぶときは、色や香りにも注意しましょう。白や青、紫などの花は弔事の際に用いられるため、寒色系の花だけを使うのは避けたほうが無難です。

ビタミンカラーなど元気が出る色はお見舞いに向いています。ただし、手術を控えている人には、血を連想させる赤い色の花もあまり好ましくないといわれているので、注意が必要です。

また、ユリやスイセンなど香りの強い花も、お見舞いにはふさわしくないとされています。

 

死や苦を連想させるものはNG

花の種類や名前などが、死や苦を連想させるものも避けましょう。例えば、お供えで使われることが多いや、花ごと落ちてしまうツバキは控えたほうがよい花とされています。

一見可愛らしいチューリップも、花が終わるころに花びらが落ちる様子が縁起が悪いとされているため、避けたほうが無難です。

また、シクラメンは「シ」「ク」が「死」や「苦」をイメージさせてしまいます。ほかにもお見舞いには不向きとされている花があるので、まとめて知っておきましょう。
 

お見舞いに不向きな花

シクラメン・菊・ツバキ・チューリップ・アジサイ・トルコキキョウ・リンドウ・スターチス・デルフィニウム

 

選び方のポイントを押さえてお見舞いに花を贈ろう

病気やケガで療養中の人に元気を出してもらうには、お見舞いに花を贈るのがおすすめです。花を選ぶときは、マナー違反にならないようにポイントを押さえておきましょう。生花を持ち込めない病院もあるので、前もって確認することも忘れないでくださいね。