88歳の誕生日をお祝いする「米寿のお祝い」を盛大に行いたいけど、どこで、どんな物を贈ったら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、本記事では米寿のお祝いについてご紹介します。「両親へ」「祖父母へ」「親戚の方へ」贈る方別の相場もあわせてまとめました。
目次
米寿の祝い方は?
ご祝儀を渡す
88歳の米寿のお祝いをされる際、お祝いのためにプレゼントを用意される場合もあれば、好きなものに使っていただけるように、ご祝儀を送られることもあるかと思います。
しかし、ご祝儀を渡そうと思っても受取りを拒否されてしまうことがあるのも事実。そのような場合は、お祝いの品&お祝いの席を設けてみてはいかがでしょう。
米寿のお祝いのご祝儀は、金額よりも気持ちを伝えることが大切です。直接会ってお祝いするのが一番ですが難しい場合は「感謝の言葉やメッセージ」を伝えましょう。相手の方も、きっと喜んでもらえるに違いありません。
プレゼントを贈る
長寿を祝う節目で一番盛大に行われるお祝いが「米寿」です。プレゼントも喜ばれるものを用意したいですよね。
昔からお米は日本人の生活にとって欠かせない食べ物です。そんな「米」という字に表せる88の歳は非常にめでたいとされています。「米」にちなんで稲穂の金色・黄色・金茶色の物をプレゼントするのもおすすめです。
ほかにも、ご本人の趣味や好きなものもよいでしょう。例えば、絵を描くのがお好きなら絵筆、読書がお好きならブックカバーなどもおすすめです。最近人気なのは名前入りのお箸やお茶碗、湯呑みなどです。毎日使うものなので喜んでいただけることでしょう。
食事会を開く
お食事会はご自宅でする場合と、ホテルや飲食店でする場合があります。自宅での食事会は時間を気にする事なくゆったり過ごせ、好きな献立を並べることができます。しかし、料理の用意や部屋の掃除などの準備で時間を取られてしまうというデメリットも。
一方、お店での食事会は日常とは違った刺激もあり、特別な料理をリクエストすることもできます。気兼ねなく過ごせるよう個室を予約しておくと良いですね。お店には事前に米寿の祝いであることを伝え、本人の苦手なメニューは予め外しもらうようお願いしましょう。
米寿祝いの金額の決め方は?
結婚式であれば、「友人なら3万円」といったおおよその相場があるので、金額を決めやすいのではないでしょうか。しかし米寿祝いの相場というと、なかなか機会がないのでわかりにくいですよね。
多くの方は30,000円ぐらいという回答をしていますが、それも何か決まり事やしきたりがあるわけではありません。「ただなんとなく、それぐらいかなと思って」「他の親族と相談して」「ネットに書いてあったから」といった、やや曖昧な理由が多いようです。
地域や親族の考え方によっても左右されます。それ以前にお祝い金を出さない家庭もありますし、親族の年長者が決めるケースもあります。
金額も本当に様々で「10万円は必要!」という方もいましたが、本当に大切なのは”気持ち”ですので金額にはあまりこだわり過ぎない方が、ご本人も気が楽なんてこともありますよ。
どうしても金額がわからない場合は、周りの人に相談するのもおすすめ。たとえば祖父が米寿を迎えるというなら祖母に聞いてみたり、他の家族や親戚に聞いたりしても良いでしょう。
【贈る相手別】米寿祝いの相場
両親へ
一般的な御祝儀の金額は3万円~5万円程度が相場です。
米寿を迎えられる方のお子さんが複数いる場合は、必ず兄弟同士でお祝い金の金額やプレゼントの内容を相談しておきましょう。
祖父母へ
孫からの場合の御祝儀の金額は1万円前後が相場です。
中には、孫やひ孫からはお金は受取りたくないと考える方もいるので同額程度の品物をプレゼントされる場合もあります。
孫となると何人もいたり年齢も様々です。その場合は、自分たちだけではなく両親や従兄弟とも相談してお祝いを決めた方が安心です。
親戚へ
5,000円~10,000円が相場です。
相場以上の金額の贈り物やプレゼントを贈ってしまうと、相手の方も受け取りにくくなってしまうためこの程度に留めておきましょう。
【予算別】米寿祝におすすめのプレゼント
3万円以上のプレゼント
【旅行券】
体験型のプレゼントは、近年人気上昇中のギフトです。事前に両親の希望を聞いて、子供一同から旅行をプレゼントするのもいいですし、旅専門のカタログギフトをプレゼントして両親に選んでもらうのもおすすめです。
多忙で日程調整が難しい方へは旅行券を贈るのもいいアイディアです。旅行券ならその方のタイミングで企画できますし、本人が選べるというメリットもあります。
JTBグループならではのギフトカタログ。全国の名旅館・ホテルの宿泊、世界各国のグルメ、雑貨など厳選された魅力的なアイテムは贈られた方も喜んでくれそうです。
ゆったり贅沢宿泊プラン、厳選されたレストランでのお食事、贅沢な産地直送品、さらにはゴルフプレーまでどれもご夫婦でお楽しみいただけるプランです。
【アクセサリー】
アクセサリーは、夫から妻へのプレゼントや子供たちから両親へのプレゼントされることの多いアイテムです。名前の入ったものや誕生石をあしらった物も人気です。
米寿という年齢にふさわしい、派手すぎない落ち着いたデザインのネックレスを選びましょう。シンプルだけど華やかな輝きがあるものや淡いカラーのアイテムなど、大人の女性に似合う上品なデザインは注目です。
1万円~3万円のプレゼント
【プリザーブドフラワー】
プリザーブドフラワーは生花の瑞々しさや風合いをそのままに、特殊加工して長期保存しているお花です。お手入れ不要で実用的な楽しみ方が出来るお花ですのでプレゼントにお勧め。米寿と言えば黄色ですが、最近はあまりこだわらずに、贈られる方が喜んでいただけるような色の贈り物をする傾向にあります。
プリザードフラワーに時計や写真立てがプラスされているものがプレゼントとして人気です。
ベルスタイルのガラスケースにおさめられており、
かわいらしい感じで、気に入りました。
贈り物としては、価格も、大きさも手ごろで、
誰もが気に入ってくれるのではないかと思います。
他の人への贈り物に、また購入してみようかと思っています。
プリザーブドフラワー「シンフォニー」【ネームインポエム1人用】
遠く離れている施設にいる高齢の母に贈りました。とてもやさしい文字、花が大好きな母なのでとても感激しておりました。ありがとうございました。
【湯呑み】
ご両親やご夫婦へペアで贈る米寿祝いの定番と言えば、湯呑みのペアセット。普段使いができる湯呑みなら、ご夫婦でお揃いのものを贈りたいですよね。
特に人気があるのは上質な美濃焼や萩焼のような焼き物に、名入れを施した湯呑みが喜ばれています。
祖父母に傘寿と喜寿のお祝いで作りました。
大変喜んでもらいました。
赤と黒の有田焼のペア湯呑みです。表面には大きく描かれた嘉桜が、裏面はひとことメッセージを添えることができます。ご夫婦でお揃いの贈物にいかがでしょうか。
1万円以下のプレゼント
【花束】
米寿のお祝いの黄色と関連性のある花や、季節の花を使った花束など、米寿を迎えた方の趣向に合わせて柔軟に花束を作れる点も魅力的です。
花束の大きさや使う花によって価格が変動しますが、その分自由度が高く予算内に収めやすいという点も人気の秘訣。
手のひらサイズのプリザーブドフラワーは、面倒な水やりなどの手間がないのでお手入れも簡単です。米寿の色ともされている黄色なら、飾るだけで部屋もパッと明るくさせてくれます。
【お酒】
米寿祝いにお酒を送る場合、お父様なら日本酒や焼酎、お母様ならワインを送る方が増えています。日本酒やワインなどをプレゼントすることで、米寿祝いの食事の席でお酒を楽しむこともでき、みんなで米寿祝いを楽しみたいという方にはぴったりなプレゼントです。
お祝いのメッセージや名前が入ったオリジナルラベルを作れば、世界一のお酒に仕上がります。
金箔入り芋焼酎
手書きラベルボトルをプレゼントしました。思いもよらなかったのか、凄く喜んでくれました。他の親戚からもオシャレ~って言って貰えて良かったです
お返しの金額の相場は?
米寿祝いを迎えた際に、家族を含めて多くの方からお祝いを頂いたという方は多いようです。その際に気になるのが「米寿祝いに対するお返し」ではないでしょうか。お祝いに対してお返しを贈るのを「内祝い」と呼び、日本では定番となっています。
職場の方や、友人からお祝いを頂いた場合は「半返し」と言って、いただいた金額の半分以下の物をお返しするのが基本です。米寿祝いでもらった贈り物よりも高価な贈り物をすると相手に気を遣わせてしまいます。必ず、この点に注意してお返しは選ぶようにしましょう。
よく贈られる品物は、「寿」の入った紅白餅、紅白饅頭、赤飯、かつお節パック、紅白砂糖などの食品や、袱紗、風呂敷、名入れした湯呑み、花瓶、時計、絵、置物、漆器などがあります。ただし家族へのお返しは不要です。
米寿のお祝いは無理のない範囲でお祝いしましょう
米寿のお祝いの相場と贈る方別の相場も併せてご紹介しました。今回ご紹介した相場は目安ですので、絶対にこのくらいの金額を贈らなくてはいけないというものではありません。ご家族や親戚の方とよく相談をして無理のない範囲で、お祝いをするのが理想です。
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