結婚祝いのプレゼントで、人気上位に「家電」がランクインしているってご存知ですか?新しく生活を始めるためには何かと物入りです。そんな時に、おしゃれで実用的な家電を贈ると喜んでもらえること間違いなしです。
結婚祝いに家電を贈るときには、どんなことに気を付けたら良いでしょうか。幸せなお二人の門出にぴったりなギフトを選ぶためのポイントや、おすすめのアイテムをご紹介していきます。
目次
なぜ結婚祝いに家電が人気なの?
結婚祝いのギフトで家電が人気な理由は何でしょう。その理由のひとつには、贈る側の予算の相場と、貰って嬉しい家電の価格の相場がほぼ一致しているという点があります。
贈る相手との関係性によっても相場は変わってきますが、親しい相手や身内ならそれなりに予算をかけた大型家電も選べますし、会社の同僚や友人からなら、みんなでお金を出し合えば一人あたりの負担は少なくても、買える家電は意外にあるものです。
また、独身時代に使っていた電化製品をそのまま使うというケースもあるでしょうが、できれば新しく買い揃えたいという気持ちになりますよね。
しかし新婚生活の準備には何かとお金がかかります。でも家電も揃えたい。そんな時に欲しいと思っていた家電を結婚祝いで貰えたらとても嬉しいものです。
生活必需品から、自分たちでは買わないけれど便利だから使ってみたいと思うものまで、お相手のニーズがはっきりしていて、贈る側と贈られる側がどちらも満足できるギフトになるのが人気の理由でしょう。
結婚祝いはいつどのように渡せばよい?
結婚祝いを渡すタイミングは、いつが良いでしょうか。家電などの大きなものは自分で直接手渡せないものあります。
そのような場合は、お店から直接新居に送ることをおすすめします。配達するタイミングは、新居への引っ越しが完了してから1ヵ月以内がベストです。
引っ越し直後では、荷物の整理などで落ち着かないでしょうし、披露宴の直前だと挙式の準備で忙しいこともあるでしょう。
最近では披露宴の1ヵ月前から1週間前までに贈るケースが多いです。いずれにしても、配達の場合は送り先の都合を確認することはもちろん、大型家電の場合などはエレベータの有無や荷物の搬入についての確認も忘れないようにしましょう。
また、ご自分で直接渡しに行く場合は、なるべく大安の午前中に訪問するのが良いとされていますが、こちらもお相手の都合があったり日和を気にしない方もいらっしゃるので、それほど神経質にならなくても良いでしょう。
結婚祝いに喜ばれる家電選びのポイントとは?
それでは実際に結婚祝いに家電を選ぶときのポイントを見ていきましょう。贈る側のお祝いの気持ちが伝わり、お相手にも喜んでもらえるために必要なことですので、ぜひ参考にしてください。
実用的でおしゃれなアイテムを選ぶ
結婚は、挙式代や新居への引っ越しなど、予想以上にお金がかかるものです。家具や家電も必要最低限のものしか揃えられないという場合もあります。
ですから、お祝いの品に生活に必要な家電を贈ることは、新生活を始める二人にとって最高のサポートにもなるでしょう。
喜ばれるプレゼントにするためには、実用性はもちろんのこと、見た目がおしゃれなものであるということも大きなポイントです。
毎日使う物であれば、使い勝手だけでなく使うたびに楽しくなるようなデザインやカラーを選ぶことがポイントです。
また、新居のインテリアにもマッチしたものであれば、さらに喜ばれるでしょう。
贈る相手の欲しいものを事前にリサーチする
家電のような実用的なものは、相手が欲しいと思っているものを贈ることがポイントです。
贈る側が良いと思ったものでも、ライフスタイルや好みの違いでほとんど使わないようなものでは、返って置き場所に困ったり使わずに仕舞われたままになるなど、残念結果になることもあります。
ですから、相手がどんなものを望んでいるのかを事前にヒアリングをしておくことをおすすめします。
いくつか候補を挙げてもらえれば、予算に合ったものをチョイスすることができますね。
自分では買わない便利なアイテムを選ぶ
生活に必要な最低限の家電は、すでに自分たちで揃えてしまっている場合もあるでしょう。
そのようなときは、ちょっと自分たちでは買わないけれど、家にあったら使ってみたいと思うような便利な家電を贈るのも良いです。
なくても困らないけれど使ってみると意外に重宝したり、話題になっている人気商品などを選んでみると良いでしょう。
結婚祝いに贈る家電の相場は?
結婚祝いの相場は贈る相手によっても違ってきますが、およそ以下のような金額が相場とされています。
- 友人・同僚・会社関係:5,000円~20,000円(複数の場合は一人3,000円程度)
- 親族:10,000円~20,000円
- 親や近しい身内:30,000円~
一方結婚祝いに贈る家電の相場は、5,000円から10,000円程度と言われています。しかしこちらの相場も贈る相手との関係によっても違ってきます。
ただし金額はあくまで目安として、お相手が望むものを贈るということが一番大切です。
また、お祝い金とともにプレゼントを渡す場合は、この相場以下になっても構いません。しかし、家電のみを贈る場合は10,000円から50,000円のものを目安に選ぶと良いでしょう。
結婚祝いにもらってうれしい家電のプレゼント12選
キッチン家電
お料理をするのが好きなお友達には、キッチンで使える家電を選んでみましょう。
冷蔵庫や電子レンジなどの必需品は揃っているでしょうから、それ以外に「あったら便利」なものが喜ばれます。
最近は様々な種類の家電があり、家にいながら本格的なお料理を楽しむこともできます。
料理の幅が広がるような便利な家電は、料理好きの方にはたまらなく嬉しいプレゼントとなるでしょう。
コーヒーメーカー
挽きたてのフレッシュな香りが楽しめるコーヒーメーカーです。豆を挽くところからドリップまで全自動です。
ドリップする直前に豆を挽くことで粉が酸化するのを防ぎ、いつでも美味しいコーヒーが飲めるため、コーヒーが好きなお友達や、香りにこだわる本格派におすすめです。
ホームベーカリー
近頃は材料からこだわったホームメードのパンを楽しむ人が増えてきました。材料や焼き方の設定によって自分の好みのパンを作れたり、パン以外にも手作りそばが作れるものなど、自分だけの手作りにこだわる人へのプレゼントにぴったりです。
ブレンダー
キッチンに一台あるといろいろな料理の幅が広がるアイテムのひとつがブレンダーです。
コンパクトなタイプなら狭いキッチンでも邪魔にならず、サッと出して手軽にジュースを作ることができます。
ポタージュやヘルシーなスムージーなども簡単に作れるので新米奥さまにもきっと喜ばれます。
ホットサンドメーカー
必需品ではないけれど、あるととても楽しいのがホットサンドメーカーです。お休みの日のブランチやお腹がすいたときのおやつに、ワッフルや焼きおにぎりが手軽に作れます。
キッチングッズは奥様のためという印象がありますが、これなら男性でも簡単に料理ができるので、一緒にお料理を楽しんで、なんていうメッセージを付けてもいいですね。
電気圧力鍋
本格的なお料理にも一役買いそうな実用的な電化製品もおすすめの一品です。煮込み料理にかかせない圧力鍋は便利な反面、ガスを使う場合は使い方に注意も必要なので、お料理に慣れていない方にはハードルが高いかもしれません。
でも電気圧力鍋ならスイッチを入れるだけで簡単に使えるので、お料理が苦手な方にも大変喜ばれるプレゼントになるでしょう。
美容家電
独身時代にはエステや美容院に自由に行けていた女性も、結婚して家計をあずかるようになると、なかなか自分のためだけにお金をかけることも難しくなります。
でもいつまでも美しくいたいと思うのが女心です。そんな美意識の高い女性には、今人気の美容家電がおすすめです。
超音波加湿器
お肌の乾燥を気にする方には加湿器がおすすめです。お肌の乾燥予防だけでなく冬場は風邪予防にもなりますし、アロマ対応の加湿器ならアロマオイルを入れることで、香りがお部屋に広がって、優雅な気持ちにもなれますね。
アロマディフューザー
香りを楽しみたい方にはお部屋にアロマの香りを広げるディフューザーはいかがでしょうか。スワロフスキーのストーンでデコレーションされたデザインなら、お部屋のインテリアとしてもおしゃれなアイテムです。
マッサージクッション
一見普通のクッションのように見えるマッサージクッションです。クッションの中に入っている8個のもみ玉で体の疲れをもみほぐしてくれます。
いかにもマッサージグッズというデザインではないので、ソファーに置いておいても違和感がなく、インテリアにうるさい人にもおすすめのギフトです。
おしゃれな生活家電
ご夫婦二人の新居をいつまでも綺麗に、そしておしゃれに保ちたいという方へはお部屋のインテリアとなるものやクリーニングアイテムを贈りましょう。
照明
お部屋の照明を消してやわらかい灯りに包まれるアロマライトは、若いご夫婦の新居にぴったりなインテリアグッズです。
シンプルなデザインのものならどんなお部屋にもマッチするので、プレゼントに選んでも失敗のないアイテムです。
掃除機
ずばり、お部屋を綺麗にするクリーニンググッズとして掃除機も喜ばれます。お部屋にポンと出しておいても気にならない、おしゃれなカラーやデザインのものを選ぶのがポイントです。
コードレスタイプなら汚れが気になった時にサッとお掃除できるので、掃除機の中でも人気のギフトです。
パーティー用家電
自宅でホームパーティーを開くのが好きなカップルには、みんなでワイワイ楽しめるパーティー用の家電を贈るのが良いですね。
大人数が集まった時に大活躍のアイテムを集めてみました。
ホットプレート
テーブルクッキングの定番といえばホットプレートです。でも少人数での家庭では、意外に持っていない人も多い電化製品でもあります。
普段は出番がなくても、パーティーなど大人数を招いた時には重宝すること間違いなしという家電を贈るのも喜ばれるポイントです。
電気フライヤー
揚げ物は作るのが面倒ですが、こんなコンパクトなフライヤーがあったら楽しくていろいろフライにしてしまいそうですね。
電気なので温度設定も簡単。パーティーだけでなく、お弁当を作ったりちょっとした揚げ物を作るときにも重宝します。
揚げ物を作るのが苦手な方に喜ばれるアイテムです。
結婚祝いに贈る家電のラッピング方法は?
お店から直接送らなければいけないような大型のものは、特別なラッピングをするのは難しいですが、手渡しできるものはラッピングにもこだわりたいところです。
電気店に結婚祝いのラッピングをお願いすることは期待できないので、一度自宅に持ち帰り、自分でオリジナルのラッピングをしましょう。
包装紙に凝ってみるのもいいですし、リボンやお花などのアレンジで結婚祝いらしい華やかな包装にするのがポイントです。
良い意味で電化製品に見えないようなラッピングなら、開けた時のサプライズ感も増しますね。
熨斗も忘れずに
また、通常のプレゼントではなく慶事の贈り物ですから熨斗をつけるのを忘れないようにします。
熨斗の表書きには「寿」や「御結婚御祝」などと書きます。文字数は不吉な印象のある4文字にならないように気を付けましょう。
水引は紅白または金銀のものを使い、結び方は結び切りにするのがマナーです。
結婚祝いに贈る家電は相手のニーズに合った物を!
結婚祝いにいただくものはどれもありがたく嬉しいものですが、自分たちのニーズに合ったものならさらに嬉しいものです。
本当に喜んでもらえるようなお祝いを贈るためには、お相手の欲しいものや必要なものを事前にチェックし、二人の新しい生活が楽しくなるようなアイテムを選ぶことがポイントです。