寒い冬場でも毎日お仕事を頑張るビジネスマンの必需品とも言えるビジネスコート。「プレゼントしようと商品を見てみたら、種類が多くてどれがいいか悩んでしまった…」という経験はありませんか?
今回は、初めてビジネスコートを贈る人でもスムーズに選べるように、人気のブランドをはじめ、基礎知識や選び方といったお役立ち情報をお伝えします。
目次
ハズレなし!メンズビジネスコートの人気ブランド10選
これをおさえればメンズに喜ばれる!ビジネスコートを扱っている人気ブランドを10社ご紹介します。
Aquascutum(アクアスキュータム)
1851年イギリスで創業されたモダン・ブリティッシュブランドのAquascutum(アクアスキュータム)は、防水機能を施したコートで多くのメンズを魅了しています。
年を重ねてもおしゃれに着こなせる上品なデザインのコートが多く、取り扱っているどのアイテムもシンプルでスタイリッシュ。ベーシックスタイルなビジネスコートと合わせてファッション小物を贈りたい人におすすめです。
SHIPS(シップス)
自社開発したオリジナルアイテムや、独自のセンスでチョイスした海外ブランドのアイテムで多くのファンを獲得してきたのが、日本のセレクトショップのSHIPS(シップス)です。
使用する場面を問わず身に着けられるシンプルなデザインと、上品な雰囲気をくずさない生地や縫製の良さが自慢。カーキやベージュといった大人の落ち着きを感じさせるカラーのピーコートやステンカラーコートの製作を得意としています。
STUDIOUS(ステュディオス)
「日本発を世界へ -From JAPAN to THE WORLD-」というコンセプトを掲げ、リアルなモードスタイルを追求し続けているSTUDIOUS(ステュディオス)。
シンプルなデザインのコートが多く、どんなデザインのトップスともあわせやすいのが特徴。リーズナブルな価格設定でコートを取り扱っており、若いメンズたちを中心に愛されています。
BURBERRY(バーバリー)
BURBERRY(バーバリー)は、海外だけでなく日本でも一世を風靡した実績があるので、世代を問わずその名を知っている人が多いでしょう。
取り扱っているアイテムの中でも、特にバーバリーチェックを裏地にデザインしたトレンチコートはブランドのアイコン的存在として愛されているため、昔から高い人気を誇っています。
軽量さ、撥水性・通気性の高さと同時に、英国紳士のような優雅な印象も手に入ります。
Barbour(バブアー)
高い防水性と防風機能をあわせ持つ素材「ワックスドクロス」を用いたアイテムで、英国王室御用達のライフスタイルブランドにまで上り詰めたのがBarbour(バブアー)です。
バブアーを語る上でなくてはならないのが「ビデイル」というアウター。オンオフ両方で着られるデザインやシルエット、サイズ感が魅力です。
どこかアウトドアテイストを感じさせ、ほどよく個性的なビデイルのコートはブランドを象徴する商品として多くのメンズに愛されています。
BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)
BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)は、世界で初めてⅠ型スーツやボタンダウンシャツなどを開発したブランドとしても知られている、アメリカ生まれの紳士服ブランドです。
リーズナブルな価格であるのにも関わらず、高級感や上品さを感じさせるスマートなシルエットのコートが多く、世代を超えて多くのメンズに愛されているのもうなずけます。
HERNO(ヘルノ)
ダウンジャケットを手掛けるファッションブランドとして有名なHERNO(ヘルノ)は、上質なメンズコートも手掛けているため、ビジネスマンへのプレゼントを選ぶのにうってつけ!
着ぶくれして見えないダウンコート、カシミアやビキューナなどの高級素材を使用した上質なコートが人気。エレガントなシルエットのビジネスコートはスーツスタイルによくなじみます。
MACKINTOSH(マッキントッシュ)
防水性が高い「マッキントッシュクロス」という素材を使用したキルティングジャケットやレインコートで世界中のメンズを虜にしているMACKINTOSH(マッキントッシュ)。
年代を問わず愛用できるシックなデザインを得意としていることから、長年愛用したくなるビジネスコートのプレゼントを探すのに適したブランドと言えます。
LARDINI(ラルディーニ)
LARDINI(ラルディーニ)はイタリアを代表する高級ファクトリーブランドのひとつ。高い縫製技術を有しているため、プラダやバーバリーなどのハイブランドから仕事の依頼を受けた実績もあります。
しっかりとした厚みのあるウールを使用したチェスターコートや、さまざまなシーンで活躍してくれるダークネイビーのミディアムロングコートが人気です。
RALPH LAUREN(ラルフローレン)
かのスティーブ・マックイーンも好んで愛用したという逸話で有名なのが、1939年に創業されたアメリカのファッションブランド、RALPH LAUREN(ラルフローレン)。
アメリカントラッドに英国風のスタイルを上手く取り入れたハイセンスなデザインのステンカラーコートが一番人気!シックなデザインのピーコートもランキング上位に安定的にランクインするほどの高い人気を誇っています。
代表的なメンズビジネスコートの種類をチェック
一口にメンズコートといってもその種類はさまざま。ここからは、ビジネスマンに人気があるコートを種類別にご紹介します。
上記でご紹介したブランド以外のアイテムも紹介しているのでぜひチェックしてみてください!
ステンカラーコート
コートと聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべる、ベーシックなスタイルのコート。正式名はバルマカーンコート(Balmacaan Coat)ですが、日本ではステンカラーコートと呼ぶのが一般的です。
第一ボタンをハズした状態で身に着けても様になるデザインなので、首元が苦しくなることがありません。襟を立てたままボタンを留めれば防寒性もアップするのも長所のひとつです。
着用時のシルエットがゆったりとした感じになるため、スマートなボトムスとあわせると良い感じにまとまります。
ゆったりとしたサイズ感で気軽に身に着けられるステンカラーコート
薄めの生地&ゆったりとしたサイズ感で作られた、軽い着心地のステンカラーコート。春と秋の肌寒い日に重宝します。カラーは、グレー、カーキ、ベージュの3種類。
カジュアル寄りのデザインなため、プライベートシーンで着用するのもおすすめです。
ダウンコート
タンポポの綿毛のような羽毛(ダウン)と羽根(フェザー)を詰めて作られているダウンコート。混同されがちですが、同じ素材を使用していて丈が短い物はダウンジャケットに分類されます。
コートに含まれるダウンとフェザーの比率によって暖かさが変わり、ダウンが含まれる率が多くなればなるほど、温かさが増して値段も高くなるので覚えておきましょう。
防寒性が高いぶんボリューム感のある見た目になりやすいので、気になる場合は薄手のインナーとあわせたり、スマートなボトムスとあわせるとおしゃれになります。
多数のデザイナーが協力して作り上げたハイセンスなダウンコート
こちらのダウンコートは、防寒性だけでなくデザイン性もないがしろにしたくない!というメンズにおすすめ。
シンプルでありながらもセンスの良さを堪能できるデザインに仕上がっています。おしゃれに強いこだわりを持つメンズへのプレゼントに最適です。
南極探検隊やエヴェレスト登山隊からも高い信頼を得ているカナダグースのメンズダウン
厳しい環境下で活動するプロフェッショナルたちからも評価されている、カナダグースのメンズダウンです。防寒性能に優れているため、寒冷地に住んでいる相手に重宝されます。
腕についているブランドロゴがデザインのアクセントに◎。大人のメンズにプレゼントしても喜んでもらえるクールなデザインです。
ダッフルコート
ダッフルコートの素材として使われることが多い、ウールの産地として知られるベルギーの都市デュフェル(英語読みをするとダッフル)が名前の由来です。
フードが付いているため防寒性の高さも文句なし!コートの留め具(トグル)は手袋をしたままでも着脱がしやすく、デザインのワンポイントにもなっています。
厚手の生地を使用していて、着用した際のシルエットがゆったりとした印象になりがちなので、大人らしさを演出したいなら落ち着きのあるカラーを選ぶのがおすすめです。
スタイリッシュかつ機能性も抜群なロングダッフルコート
ブラック、グレー、ネイビーといった落ち着きのある3種類のカラーバリエーションから選べるメンズ用ダッフルコート。
高級感とスタイリッシュさのある見た目で、スーツスタイルにもよく似合います。スーツスタイルをワンランク格上げしてくれる一着です。
チェスターコート
正式名は「チェスターフィールドコート」ですが、チェスターコートという略称で呼ばれるのが一般的です。
テーラードジャケットのような形状をしている襟が特徴的。ウエスト部が絞られているためスマートな印象を与えられるのも大きなメリットと言えます。
チェスターコートには、フロントのボタンが1列になっている「シングルブレスト」と、2列になっている「ダブルブレスト」の2種類があり、シングルブレストはスリム、ダブルブレストはガッチリとした印象になるので、好みにあわせて選びましょう。
どんなファッションにもあわせやすいチェスターコート
余計な装飾を施さず、洗練されたスタイリッシュなデザインに仕上げられたこちらのチェスターコート。
すっきりとしたタイトなフォルムで、防寒もおしゃれも両方叶います。ビジネスシーンでの着用はもちろん、プライベートでも着用したくなる一着です。
トレンチコート
トレンチコーチは、第一次世界大戦の時にイギリス軍がトレンチ戦(塹壕戦)にレインコートとして用いたのが名前の由来になったと言われています。
防湿性、防水性、防寒性の高さに定評があり、アラン・ドロンやコナン・ドイルといった著名人たちも愛用していました。デザイン性の高さから性別を問わずに人気が高いコートとしても知られています。
着用した際にフロント部がスマートな印象になるので、スーツスタイルとの相性も抜群!あわせるインナーを変えればオールシーズン活躍するのも人気のポイントです。
スーツスタイルに良く似合う!落ち着きのある色合いのトレンチコート
スーツスタイルとの相性抜群なトレンチコートは、お仕事を頑張るビジネスマンへのプレゼントにうってつけ!縫製などを気にする相手にも安心して贈れる日本製です。
ビジネスシーンに適した落ち着きのあるカラーで、ボリューム感のあるベルトでしっかりとオシャレ感も演出でき、20代~30代のメンズに人気があります。
撥水加工付きのトレンチコートは外出が多いビジネスマンの心強い味方!
外出する機会が多いビジネスマンには、急な天候変化にも対応できる撥水加工が施されたトレンチコートを選ぶと良いでしょう。
リーズナブルな価格設定ですが、ボタンや裏地など、細かい部分や人目に付きにくい部分にも高いこだわりが感じられる上質なアイテムです。
ピーコート
名前の由来はオランダ語で「ラシャのコート」という意味を持つpij jekker(ピーヤッケル)。パイロットコートと呼ばれることも珍しくありません。
幅が広いリーファーカラー、手袋を付けたままでも着脱しやすい大きめなボタン、縦に切り込みが入れられたマフ・ポケットがデザインの大きな特徴です。
さまざまなカラーが販売されているので、フォーマル、カジュアル、ラフとどのスタイルにもあわせやすく、着回しのしやすさも大きなメリットと言えます。
ブラックを基調にした上品なダブルピーコートは大人メンズにおすすめ!
高級感のあるブラックで統一されたロング丈のビッグダブルピーコートは、大人のメンズに人気の一品!ショート丈よりもエレガントな見た目になります。
メルトンウール素材を使用しているため防寒性の高さは文句なし。寒い季節でもいつもと変わらずお仕事を頑張るビジネスマンに喜ばれます。
明るいカラーから落ち着きのあるカラーまで取り揃えているメルトンピーコート
こちらのメルトンピーコートは、明るめのカラーから暗めのカラーまで、幅広いカラーバリエーションから選べるのが人気のポイントです。
ビジネスシーンでの着用を想定して贈るのも良し、プライベートでの着用を想定して贈るのも良し。相手が受け取りやすい価格帯で、新社会人となるメンズに実用的なプレゼントができます。
スマートなシルエットで着こなせるロングメルトンピーコート
素材の良さが楽しめる、無駄な装飾を省いたスマートなデザインが魅力的なメンズ用ロングピーコート。おしりまですっぽりと隠れる丈で腰回りまで暖かく、お腹が冷えやすい男性に喜ばれます。
スーツの上から着用してもスッキリとしたシルエットになるスタイリッシュなビジネスコートです。
ポロコート
19世紀にイギリスのポロ(乗馬した状態で球を打ち合う競技)のプレーヤーが着用していたコートのデザインに着目したブルックスブラザーズ社が、本格的に販売を開始したのがポロコートのルーツです。
見た目はチェスターコートとよく似ていますが、ポロコートの特徴は、バックベルト、パッチ&フラップポケット、ターンナップカフ(袖口の折り返し)などが挙げられます。
スポーティーな印象が強く、スーツスタイルでもさりげなくこなれ感が演出できます。
モッズコート
モッズコートとは、米軍で使用されていた野戦用パーカー「M-51」のことで、名前の由来は1950年代の後半頃にイギリスで流行したMODS(モッズ)というライフスタイルからきています。
フードが付いていて丈が長い、二股に分かれた形状の後ろ裾(フィッシュテール)、大きめのサイズ感といった部分が主な特徴です。
裏地やフードなどにファーが付いているため防寒性能はピカイチ!性別を問わずに愛されているので、パートナーとお揃いで着用するのもよいでしょう。
ビジネス・カジュアルどちらでも着こなせる大人向けのモッズコート
メンズの魅力を引き立たせてくれるシルエット&シックなカラーのモッズコート。
裏地にボア素材が使われていて防寒性が高く、着心地も抜群!ファーが取り外せるので、本格的な冬だけでなく、寒くなり始める時季にも活躍します。
おさえておきたい!メンズビジネスコートの選び方
メンズビジネスコートを選ぶ上で、まずおさえておきたいのがサイズです。
スーツの上から着用することを考慮して大きめなサイズを選びがちですが、あまり大きすぎると周囲の人にだらしない印象を与えかねません。可能であれば、贈る相手に「スーツを着用した上で試着」してもらえると安心です。
ビジネスシーンでの着用を想定して贈るなら、カラーも重要なポイント。派手な色はビジネスコートには適していないので、ブラック、グレー、ネイビー、ベージュといったカラーを選ぶのが理想的です。
派手なデザインやカジュアルすぎるデザインはビジネスコートには不向き。モッズコートやダッフルコート、ダウンコートなどは相手の職場の雰囲気に合わせて選ぶのが得策です。
ビジネスシーンでの着用に適した、落ち着きのあるデザインを選ぶこと忘れないようにしましょう。
仕事のやる気がアップするビジネスコートをプレゼントしよう!
スーツを着て働くビジネスマンにとって、コートは冬の必需品です。プライベートで着用するファッションアイテム以上に、カラーや形、ブランドにこだわりたいのがメンズの本音。
プライベートで着用しても様になるような上質な素材を使用したコートや洗練されたデザインのコートをプレゼントして喜んでもらいましょう!