敬老の日は、おじいちゃんおばあちゃんに日頃の感謝を伝えるイベントです。しかし、なぜ祝うようになったのか、意味や由来を知っていますか?
本記事では敬老の日についての詳しい解説と、プレゼントにおすすめのアイテムをご紹介します。
目次
敬老の日の意味や由来は?
身近にご年配の方がいて、毎年敬老の日にお祝いをしている方も多いでしょう。しかし、その意味や由来を意識したことはないかもしれませんね。そこで、あらためて解説していきます。
敬老の日の意味
敬老の日は、毎年9月の第3月曜に定められている国民の祝日です。社会に長い間貢献してきた高齢者に感謝を伝え、その長寿を祝う意味があります。
敬老の日の由来
2003年にハッピーマンデー制度が適用されるまでは、敬老の日は毎年9月15日に祝われていました。その日に定められた由来について、いくつか説があるので紹介します。
聖徳太子が建立した「非田院」がルーツ説
まずは、聖徳太子が593年に大阪に建立した「悲田院」です。そこは身寄りのない老人や孤児、生活困窮者を収容する施設でした。建立された日にちが9月15日だったことから、敬老の日のルーツになったと言われています。
岐阜県の「養老の滝」伝説にちなんだ説
岐阜県の「養老の滝」にまつわる伝説にちなんだという説もあります。親孝行な息子が「年老いた父に酒を飲ませたい」と願ったところ、霊泉から酒が湧いたという故事から、全国的にお年寄りを招待して敬老会を開く習わしができました。
その会が毎年9月半ばに開かれていたため、9月15日を敬老の日に定めたと言われています。
兵庫県の多可町の「敬老会」が発祥説
敬老の日の発祥になった説はもうひとつあります。兵庫県の多可町で、当時の村長が「お年寄りを大切にして、村の発展のために知恵を借りよう」と提唱しました。そして、高齢者を招待して敬老会を開いたのが、敬老の日の始まりになったとされています。
敬老の日の意味を踏まえてお祝いしよう
敬老の日の意味や由来がわかったところで、それを踏まえてどのようにお祝いすればよいのか見ていきましょう。
敬老の日を祝いはじめる年齢は?
敬老の日を何歳から祝いはじめるかについては、特に決まりはありません。老人福祉法では65歳からが高齢者と定められていますが、最近は若々しい方も多く、お年寄り扱いをして失礼にならないか不安に思うケースもあるでしょう。
祝うタイミングとしては、孫が生まれたのがきっかけになる場合が多いようです。幼稚園や保育園では、敬老の日のイベントや祖父母へのプレゼントの製作を行うこともあるため、よいきっかけになります。
まだ高齢者と言われる年齢でなくても、孫からのプレゼントや手紙はきっと喜ばれること間違いありません。孫にとっても、大好きな祖父母を敬うことを学ぶよい経験になるはずです。
敬老の日は誰から祝うべき?
身近なお年寄りを敬い、長寿を祝う意味がある敬老の日ですが、一般的には孫が祖父母をお祝いするイメージが強いです。孫にとっても、祖父母に普段はなかなか伝えられない感謝を伝えるきっかけになります。
しかし、両親や親しい間柄の方に対しては、年齢の面などで祝うべきか迷う方も多いのではないでしょうか。孫からお祝いすることが多いですが、それとは別に子供から親へお祝いをする家庭も多いです。
孫がまだ幼い場合には両親の世話になる機会も増えるため、日頃の感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。
敬老の日のおすすめの過ごし方
敬老の日は、家族そろって一緒に楽しい時間を過ごすのがおすすめです。食事会やお出かけなど、良い記念になる一日をプレゼントしましょう。高級なレストランもよいですが、自宅で手料理をふるまって食事会を開くのも喜ばれます。
家族で過ごすひとときのなかで孫から感謝の気持ちを伝えれば、かけがえのない思い出になるでしょう。
敬老の日に喜ばれるプレゼントの選び方
お互いに遠方に住んでいて敬老の日に会えない場合は、プレゼントを贈るのがおすすめです。せっかくなら、家族の絆が伝わるようなアイテムを贈りたいものです。ここでは、敬老の日にぴったりなプレゼント選びのポイントを解説します。
孫グッズは喜ばれる鉄板アイテム
敬老の日のプレゼントで人気が高いのが、孫の写真などが入ったアイテムです。使うたびに、なかなか会えない孫の存在が身近に感じられ、おじいちゃんおばあちゃんの宝物になるかもしれません。
特に、義理の両親に贈るなら孫グッズは一押しのプレゼントです。好みがわからなくても、孫の写真や名前が入ったアイテムなら喜ばれること間違いありません。
お子さんが大きくなり、自分でお祝いの言葉を言ったり手紙を書けたりするようになったら、プレゼントに手紙や言葉を添えて手渡せば、さらに笑顔になってもらえるでしょう。
迷ったら定番のプレゼントを選ぼう
敬老の日のプレゼント選びに迷った場合は、定番のアイテムの中から選ぶことをおすすめします。特に、華やかなお花や和菓子などのスイーツは鉄板のアイテムです。
他にも、普段使いする実用的なものや健康を気遣うようなグッズも喜ばれます。さらに特別感を演出したいときには、名前やメッセージを入れられるものを選びましょう。
敬老の日のプレゼントの予算相場
敬老の日に贈るプレゼントの予算相場は、3000円~5000円程度です。気を遣わずに受け取ってもらえますし、いろいろなアイテムを選べるベストな価格帯と言えるでしょう。
もちろん各家庭によっても異なり、孫からプレゼントする場合には1000円~3000円程度、日頃のお礼の意味も兼ねて親から贈る場合は奮発して5000円~10000円のものを贈るケースもあります。
《敬老の日》感謝の意味を込めて贈る!おすすめプレゼント18選
敬老の日の意味でもある「感謝の気持ちを伝える」のにぴったりなプレゼントを紹介します。おじいちゃんおばあちゃんに喜ばれる一品を選んでくださいね。
見た目も美しい和菓子やスイーツ
おいしいスイーツは、敬老の日のプレゼントにとても人気があります。見た目もおしゃれなものを選び、目でも楽しんでもらいましょう。
色彩豊かな季節の上生菓子セット
江戸時代から続く老舗和菓子店の上生菓子は、敬老の日の贈り物にふさわしい美しさです。見た目だけでなく、小豆本来の美味しさが生きたこだわりの味に、きっと満足してもらえるでしょう。
黒の化粧箱には「いつもありがとう」などのメッセージが付けられるので、感謝の意味を込めて贈るプレゼントに最適です。
旬のフルーツがまるごと入った大福
旬のフルーツを丸ごと包んだ、華やかなフルーツ大福です。フルーツと餡のバランス、おもちの食感、美しい断面、すべてを計算して職人がひとつひとつ手作業で仕上げています。イチゴ、みかん、パイン、キウイと味のバラエティも豊か!
敬老の日にプレゼントして、家族みんなで楽しむのもおすすめです。
上質な宇治抹茶のおぜんざい
抹茶好きな方には、上質な宇治抹茶を使用したおぜんざいが一押し!専用に炊き上げたあんことやわらかな白玉、冷たい抹茶のハーモニーが絶妙で、甘さを抑えた大人の味わいです。まだ暑さが続く敬老の日の時期にぴったりの涼やかな和菓子です。
気持ちが伝わる感謝状ケーキ
敬老の日に家族で食事会を開くときにおすすめなのが、感謝状がプリントされたケーキです。賞状のメッセージは自由に選べるので、自分の言葉で感謝を伝えられます。額縁のように賞状を取り囲むフルーツも華やかで、お祝いの席に華を添えてくれるでしょう。
おいしいもので元気に!グルメや飲み物
おいしい食べ物や飲み物は元気の源になります。これからの長寿を願う、敬老の日のプレゼントにうってつけです。
ぜいたくな和牛焼肉の食べ比べセット
「お肉をいっぱい食べて元気でいてね」という意味を込めて贈りたい、飛騨牛専門店のぜいたくな焼肉セットです。4種の和牛を少しずつ食べ比べられるぜいたくな逸品!風呂敷で包まれていて高級感があり、義理の祖父母へ贈る敬老の日のプレゼントにもおすすめです。
こだわりの醤油ダレを使ったうなぎの蒲焼き
南九州の自然の恵みで育てられたうなぎを、こだわりの工程で焼き上げた蒲焼のセットです。ふっくらとやわらかく、本格的な味わいを自宅で好きなときに楽しんでもらえます。うなぎ好きの方へ、敬老の日にプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。
写真入りラベルの緑茶缶
孫の写真やメッセージ入りの缶に入った特別なお茶のプレゼントです。手にとるたび孫の顔が目に入り、心もホッコリしそうですね。いつもお世話になっているおじいちゃんおばあちゃんへ、敬老の日に贈りませんか。
おすすめのお茶の入れ方もついているので、自宅でおいしく味わってもらえます。
華やかなお花
カラフルで華やかなお花は、お祝いのプレゼントの定番です。お花を育てる習慣がない方には、半永久的に咲き続けるプリザーブドフラワーがおすすめです。
優しい色合いのアレンジフラワー
上品でかわいらしい、優しい色合いのフラワーアレンジメントです。柔らかい雰囲気のお花が好きなおじいちゃんおばあちゃんへの敬老の日のプレゼントにぴったり!色味が強すぎないため部屋のインテリアにもなじみます。
おしゃれな和風のプリザーブドフラワー
おしゃれなおじいちゃんおばあちゃんには、和モダンなプリザーブドフラワーを贈りませんか。バラのカラーの組み合わせは5種類から選べます。プリザーブドフラワーはお手入れいらずで生花よりも長持ちするため、長期間飾って楽しんでもらえます。
孫グッズでいつも一緒に
離れて暮らす孫を身近に感じられる写真や名前入りのグッズは、世界にひとつのプレゼントとして喜ばれます。
孫の写真を見ながらティータイム
とっておきの写真3枚をプリントできるオリジナルのマグカップです。孫の写真を眺めながらのティータイムは、体も心もポカポカ温まりそうですね。どんどん成長していくお子さんの一瞬を思い出に残しておけるので、敬老の日の記念の品になります。
孫が描いたイラスト入りタオル
孫が描いたイラストを刺繍して贈れる今治タオルは、世界にひとつしかないオリジナリティあふれるプレゼントです。かわいらしい作品があしらわれており、使うたびに笑顔になってもらえそう。
バッグやポケットに入れて持ち歩きやすいサイズで、普段使いにぴったりです。
写真入りの折りたたみ眼鏡ケース
使っていないときはコンパクトにたためる眼鏡ケースです。フタをしめると見えなくなる部分に、孫の写真とメッセージを入れられます。本体カラーとデザインは数種類から選べるので、おじいちゃん用・おばあちゃん用でそれぞれ変えて贈っても喜ばれるでしょう。
敬老の日のプレゼント。ふたりにプレゼントしました。良いプレゼントになりました。
ギフトモールより引用
名入れの孫の手で快適に
背中がかゆいときにあると重宝する孫の手は、敬老の日のプレゼントによく選ばれています。こちらは孫の名前とメッセージが入れられるので、使うたび孫と一緒にいるような気分になってもらえます。
木製の素朴な風合いや、使いやすさにこだわった適度な長さも、おじいちゃんおばあちゃんに喜ばれるポイントです。
特別感のある名入れアイテム
おじいちゃんおばあちゃんの名前を入れられるアイテムも、特別感があって敬老の日のお祝いにおすすめです。二人でおそろいで使えるものも喜ばれるでしょう。
かわいらしい絵柄の夫婦箸
高級感のある桐箱の中に、かわいらしい絵柄の夫婦箸が入っています。それぞれに名前を彫刻でき、敬老の日に特別感たっぷりのプレゼントを贈ることができます。うさぎ、ふくろう、銀天など、絵柄は縁起の良い数種類の中からお選びください。
3種類から選ぶことができました。
とても満足しています。
また機会があれば購入したいです!ギフトモールより引用
おしゃれなシルク生地の扇子
仰ぐ姿が小粋な印象を与える扇子です。男女共に使えるデザインなので、色違いをペアで贈るのもおすすめ。名前を入れて贈れば、二人で取り違える心配もありません。まだ暑さが残る敬老の日の時期に最適なプレゼントです。
とってもオシャレな扇子でとても喜ばれました。
今っぽさがありながらも品があるデザインで、幅広い世代にプレゼントとして良いと思います。ギフトモールより引用
役に立つ健康グッズや日用品
おじいちゃんおばあちゃんの健康に役立つアイテムや、生活を快適にする日用品も、敬老の日のプレゼントによく選ばれています。あると便利なものを贈って、健康長寿を応援しましょう。
コンパクトなクッションマッサージャー
おしゃれなクッション型マッサージ機は、「体を大切に」という意味を込めて贈る敬老の日のプレゼントにうってつけです。熟練のプロによる指圧を再現した「プロもみ」モードを搭載。コンパクトなサイズなのでどこにでも持ち運べて、気軽に体のコリをほぐせます。
腰や肩のコリ、脚のむくみなどに悩んでいるおじいちゃんおばあちゃんに贈りませんか?
いつも可愛がってくれる祖母にプレゼントしました。
高齢でも使いやすいように、小さめなこのマッサージクッションを選びました。
力加減や場所など、当て方をアレンジできていいみたいです。ギフトモールより引用
お風呂でリラックス!薬用入浴剤のセット
朝晩が涼しくなってくる敬老の日のシーズンには、お風呂で体を温められる入浴剤のセットも喜ばれます。炭酸ガスで血行をよくするバブと、薬用入浴剤の豪華なセットです。
それぞれ4種類の香りが揃っているので、毎日その日の気分で楽しんでもらえます。健康を気遣う気持ちも伝わるプレゼントになるでしょう。
あたたかなソックスのペアセット
寒い夜に足元を温めてくれるポカポカソックスのペアセットです。起毛で外気を遮断しつつ、つま先、くるぶし、アキレス腱を集中的に暖めてくれます。これから寒くなっていく季節に大活躍すること間違いなし!
カラーの組み合わせは6種類から選べます。敬老の日に、おじいちゃんおばあちゃんを気遣う気持ちを込めて贈りましょう。
とても暖かいと喜んでもらえました
ギフトモールより引用
敬老の日には感謝の意味をこめてプレゼントを贈ろう
敬老の日はご年配の方を敬い、これからの長寿をお祝いする日です。いつもお世話になっているおじいちゃんおばあちゃんに、日頃の感謝を伝えるチャンスでもあります。
直接会いに行き、顔を見てお祝いするのが一番ですが、遠方にいると難しい場合もあります。そんなときは、心を込めて選んだプレゼントを贈って気持ちを伝えましょう。